副題:自腹で10万、1ヶ月コースに入ってみた【Premiere Pro/独学との違いも解説】
動画編集に興味があり、副業やキャリアの選択肢としてスクールを検討している方へ。この記事では、筆者が実際に自腹で10万円の1ヶ月コースを受講した体験をもとに、初心者が見落としがちな費用感やリアルな中身、スクールの必要性について等身大で語ります。
▼ 前提:筆者のスキルと環境(動画編集歴あり/Premiere Proは初)
- Adobe Creative Cloud コンプリートプラン契約済
- デスクトップPC(編集向けスペック)
- 他ソフトで動画編集歴10年以上
完全初心者ではありませんが、Premiere Proは未経験。今回はノウハウ購入という視点で、動画編集スクールにトライしました。
▼ 初心者が見落としがちな初期費用
動画編集をゼロから始めると仮定した場合のコスト:
- Adobe CC(コンプリートプラン):約8万円/年
- 編集用PC:20万円前後(中~上級スペック)
- スクール代:30万~40万円が一般的な提示
つまり、初期投資だけで60万円前後が現実。ところが、ほとんどのスクール紹介ではこの数字に触れません。なぜか?
「機材やソフトは揃えてる前提で進めてる」──とある講師談
これが業界の暗黙の了解です。月数万円稼げると言っても、それはこの前提ありき。コストを知った上で判断するのが現実的です。
▼ 10万円の1ヶ月スクールで得られたこと(リアルな中身)
受講内容は以下の通り:
- Premiere Pro 初級操作
- クラウドソーシング用の営業文/プロフィール作成
- 縦型ショート動画(1分)の制作実践
- Premiere Pro 上級編(カラー、エフェクト、音調整)
ここで特に価値を感じたのは:
✅ Q&A集:他の受講生の質問と講師の回答が蓄積されている。検索感覚で疑問を即解決できる。
✅ ZOOM添削&1on1フィードバック:
- 自分の動画に対するプロ目線のコメントは貴重
- 「良い/悪い」の理由を具体的に教えてくれる
→ Premiere Proの操作だけならYouTubeや書籍で学べるけど、“自分の編集がどう見られるか”を知る手段は独学では得られない。
▼ 結論:動画編集スクールは絶対に必要?
答えはNO。以下に当てはまるなら独学でもOK:
- 時間に余裕がある
- 自主的に調べたり、継続する力がある
- お金を極力かけたくない
一方、スクールが向いている人:
- 短期間で効率よく学びたい
- 講師からの添削で、自分の弱点を知りたい
- 案件を取るための営業や準備も並行して学びたい
10万円が高いかどうかは、その人の目的と状況次第。ただ筆者は、1ヶ月という短期間で「編集×実践×添削」の循環が得られたことに、十分な価値を感じました。
▼ 最後に:迷っている人へ──まずは相談してみて
ここに書いたような内容なら、正直、俺でも教えられるレベルです。
高額スクールにいきなり飛び込む前に:
- 無料の教材(YouTube、ブログ)を活用
- 自分の目的を明確にする
- どうしても不安なところは人に聞く
この記事が、**「動画編集を始めたいけど、何から手をつけるべきか分からない」**という人にとって、現実的な視点と安心感を提供できたら嬉しいです。
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